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MacBookPro 2012 Mid SSD換装 ~使える2010代前半 MacBook~

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 過去に Mac で Windows(VM)を動かす等で申しておりますが、そろそろ私が教室で利用しております Mac の立ち上がりや動作が明らかに重くなってきており、そろそろ買い替えの時期ではありますが、まだまだ筐体は綺麗ですしこの形に愛着が有ります。また2010年代前半の Mac は簡単に HDD を SSD に換装が可能なので行ってみます。

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 今回 MacBookPro 2012 Mid で SSD 換装を行いましたが、全ての方に推奨される物では御座いません。最悪 Mac 本体自体を壊してしまう事も考えられます。分解はご自身の責任にて宜しくお願い致します。

Mac SSD 換装可能モデル

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  • MacBook Mid 2010 以前(2.5inchSSD)
  • MacBook Pro Mid 2012 以前(2.5inchSSD)
  • MacBook Pro Retina Mid 2012(専用SSD)
  • MacBook Pro 2016 2017 タッチバー無(PCIe SSD)
  • MacBook Air Late2010 Mid 2011(専用SSD)
  • MacBook Air Mid 2013 Early 2014-2016(PCIe SSD)

 念のためご自身でも SSD 換装可能か調べてみた方が良いと思われます。下記 URL にてご自身がお持ちの Mac 箇所の “技術仕様” をクリックしてご確認下さい。

MacBook Pro のモデルを識別する

MacBook Pro のモデルを識別する
以下の情報を参考にして、お使いの MacBook Pro のモデルを確認してください。MacBook Pro の歴史の中でどこに該当するモデルかもわかります。

MacBook Air のモデルを識別する

MacBook Air のモデルを識別する
以下の情報を参考にして、お使いの MacBook Air のモデルを確認してください。MacBook Air の歴史の中でどこに該当するモデルかもわかります。

準備するもの

SSD換装

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・バックアップ用 HDD
普段からご使用になられている HDD で構いません。容量はご利用の Mac HDD 容量以上の物で、ファイルが書き込まれて(保存されて)いない空の物が良いでしょう。
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・SSD
こちらもご利用の Mac HDD 容量以上の物が良いでしょう。今回は使用している Mac HDD と同容量の SSD 500GBを購入致しました。
Samsung SSD 500GB 860EVO や Crucial SSD 500GB MX500 辺りが人気がある様です。
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・+00 ドライバー・T8 トルクスドライバー
+00 は通常の精密ドライバーセットに入っていると思われます。更に T8 が入っているセットをお持ちでしたら購入せずに大丈夫です。

メモリー(序に RAM を増やしたい方のみ)

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・メモリー
 こちらはあくまでも余談的な物になってしまいますが、折角バックパネルを開けるのですから序にメモリーも増設UPしてしまいましょう。今回は使用しているメモリーは俗に言う低電圧版メモリーと言うやつです。
 下記の公式 Mac メモリ交換ページには、MacBookPro 2012 Mid は最大 8GB となっておりますが、元々付いている 4GB x 2 を外し 8GB x 2 を挿入で 16GB で認識します。ご自身の MacBookPro も可能か確認してみて下さい。

MacBook Pro:メモリの取り外し方法と取り付け方法

MacBook Pro:メモリの取り外し方法と取り付け方法
MacBook Pro ノートブックコンピュータのメモリの取り外し方法と取り付け方法を説明します。

Time Machine でバックアップ

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皆さんご存知と思われますので詳しくはご説明致しませんが、初めて外付け HDD ドライブを Mac に接続すると、Time Machine でバックアップを作成するかどうか問い合わせが表示されます。ここで【バックアップディスクとして使用】をクリックすると、Time Machine でバックアップを取ることが出来ます。必ず取っておきましょう。

Time Machine で Mac をバックアップする

Time Machine で Mac をバックアップする
Mac のファイルをバックアップする方法をご案内します。

ハードウェア作業

HDD を外す

バックパネル(裏ぶた)を開ける

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この MBP 2012 Mid では、上4 右1 下4 左1 本 計 10 本のビスでバックパネルが止まっております。これを +00 ドライバーで外して行きましょう。

補助ステーを外す

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そうそうネジを外す時に位置を覚えておく、及び失くし防止の為、この画像左手の下に少し見えておりますが、水道屋広告のマグネットステッカーを置いて、ネジ穴のある位置に立てています。磁力が弱すぎない物を選んで使っています。但しこの方法はネジ数が少ないものに限ります。
Panasonic Let’s note 様な異常な量のネジ数の場合は、素直にバックパネルをスキャンしてその画像に両面テープで貼り付けております。

話を戻しまして、左下にあるのが HDD です。この HDD は DVD ドライブとの間にある 2本のビスで止められた黒いステーで止められています。このステーを外します。

HDD コネクターを外す

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HDD は本体と HDD フィルムコネクターで接続されていますので、そっと持ち上げゆっくりと引き抜いて下さい。中央を持ち一気に抜くという感じよりも、右・左・右・左と交互に力を掛けながら引く感じでしょうか。(どういう感じか説明し難いですが。)

HDD 止めネジを外す

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HDD を本体に設置する為に HDD 4か所に付いていた 4本のネジを外して行きます。このネジを外す時に前項に説明致しましたトルクスドライバー T8 が必要になります。 ヘックスローブ・ヘクスローブ(6個の突起・星形)ドライバーと呼ばれている物も同じドライバーです。このネジは元に戻す時に使用しますので無くさないようにして下さい。

SSD を取り付け

SSD に固定ネジを付ける

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先ほど HDD から外した 4本のネジを止めて行きます。SSDのサイドに左右 2箇所づつネジ穴があると思いますので止めていきます。

SSD にタブを付ける

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先ほど外した HDD を見て下さい。HDD の中ほどに “タブ” (シール状のつまみ)が貼ってあると思います。これをゆっくりと剥がし、SSD の大体同じ位置に貼っておきましょう。この Mac の HDD は取り外しが窮屈ではないので無くても大丈夫とは思いますが、一応元の HDD の状態と同じにしておきましょう。

SSD にコネクターを接続する

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フィルムコネクターを SSD に接続します。SSD の中のコネクター配列を確認して差し込んで下さい。無理な力は要りませんのですんなり入らないようでしたら、裏表が逆さかもしれませんので、コネクター配列を確認して下さい。

補助ステーを元に戻す

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SSD を格納して上部を黒いステーで止めます。ここ以降 ドライバーは +00 ですので注意して下さい。

バックパネルを嵌め元の状態に戻す

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バックパネルを嵌め、ネジ 10本を止めます。対角に軽く止めて行き最後に増し締めを行って下さい。ハード面の作業はこれで終わりになります。

動画解説●MacBookPro 2012 Mid SSD換装 ~まだ使える2010代前半 MacBook~

MacBookPro 2012 Mid SSD換装 ~まだ使える2010代前半 MacBook~

ソフトウェア作業

Mac 復旧作業

macOS 復元を起動する

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Mac の電源を入れて直ぐにキーボードのキー ⌘ command + R を組み合わせて押し続けます。Apple ロゴマーク(林檎)もしくは、回転する地球儀が表示されたら、キーから指を放して下さい。また今回は先に有線 LAN ケーブルを接続した状態で復元を行っておりますので、無線 LAN の接続設定はパスされます。

macOS 復元について

macOS 復元について
macOS 復元のユーティリティは、Time Machine から復元する、macOS を再インストールする、ヘルプ情報をオンラインで取得する、ハードディスクを修復または消去するなど、さまざまな場面で活躍します。

言語設定

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今回の場合、地球儀が回り続け10分前後待たされて、漸く言語選択画面が表示されます。”主に日本語を使用する”をクリックし、続けて (右矢印)をクリックします。

ディスクユーティリティの起動

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まだ macOS を立ち上げることは出来ません。まず “OS X ユーティリティ” の “ディスクユーティリティ” をクリックして続けて、続ける をクリックします。

SSD をフォーマットする

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設置しました SSD は何もインストールされておりませんので、まずは SSD をフォーマットします。
左欄上部に新しく設置した SSD が表示されますので、”名称未設定” 箇所をクリックして、右欄上部 “消去” 箇所をクリックします。今度は右下にある 消去… をクリックします。フォーマットが終わりましたら 完了 をクリックして×(終了)ボタンをクリックして “ディスクユーティリティ” を終了します。

まずは、復旧作業ー失敗編

Time Machine バックアップから復元

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“OS X ユーティリティ” に戻りましたら、”Time Machine バックアップから復元” をクリック、続けて下に表示されている 続ける をクリックします。

システムの復元

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“システムの復元” が表示されます。下に表示されている 続ける をクリックします。

バックアップ済みデータの選択

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“バックアップ済みデータの選択” が表示されます。まだ バックアップした外付け ストレージ(HDD等) を接続していない場合、”Time Michine バックアップを検索中…” と表示されます。
バックアップが表示されましたら、そのストレージをクリックして、更に下に表示されている 続ける をクリックします。

バックアップの選択

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“バックアップの選択” では最新のバックアップ日時の物をクリックし。下に表示されている 続ける をクリックします。

インストール先の選択 ― ここで失敗

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“インストール先の選択” で Mac 本体 SSD が表示されをクリックし、表示されている [復元] をクリックしたいのだが、いくら待っても SSD が表示されず。何回か ⌘ command + R で試みたものの撃沈・・・。 “ディスクユーティリティ” で SSD のマウントを試しても駄目でした。

しかたがないので、遠回り復旧作業ー成功!?編

OS X を再インストール

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“OS X ユーティリティ” の “ディスクユーティリティ” で SSD のフォーマットまでは一緒。”ディスクユーティリティ” を閉じて、”OS X ユーティリティ” の “OS X を再インストール” をクリックし、右下に表示されている 続ける をクリックします。

OS X 10.8 Mountain Lion インストール導入画面

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先の方法に失敗してしまいましたのでやむなく、今回使用している MacBookPro 2012 Mid の工場出荷状態、デフォルト OS Mountain Lion を再インストールします。下に表示されている (右矢印)[続ける] をクリックします。

OS X ダウンロード ポップアップ

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“OS X ダウンロードして復元するために、お使いのコンピュータの適格性が Apple で検証されます。” が表示されます。続ける をクリックします。

OS X Mountain Lion 利用規約

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“このソフトウェアのインストールを続けるには、ソフトウェアの使用許諾契約の条項に同意する必要があります。”とありますので同意しなければ次に進めませんので、下に表示されている (右矢印)[同意する] をクリックします。

同意 ポップアップ

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“ソフトウェアの使用許諾契約の条件を読んだ上で同意します。” 先ほども思いましたがポップアップではなくドロップダウンと言うべきか・・・が表示されます。同意する をクリックします。

OS X Mountain Lion インストールストレージの選択

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先の失敗時には現れなかったインストール先の選択で、しっかりと SSD の”名称未設定 ” が表示されております(何故にここではマウントされているのでしょう)ので、HDD アイコン(図)をクリックして更に下の (右矢印)[インストール] をクリックします。

OS X Mountain Lion インストール待ち

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“追加コンポーネントをダウンロード中です。コンピュータは自動的に再起動します。” 残り時間が表示されていると思います。Mac から離れてしばらくの間、他の作業をして過ごしましょう。

OS X Mountain Lion インストール待ち 2

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残りがあと少し。

OS X Mountain Lion インストール待ち 3

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ようやくプログレスバーが終わったと思ったら、まだ有るのですね・・・。はいっ待ちます。

OS X Mountain Lion インストール完了

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前の画面から約10分、インストール完了です。再起動させて頂きます。

ようこそ

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再起動後の地域設定ですが今回は “日本” しか出ていませんので、下の (右矢印)[続ける] をクリックします。

キーボード入力環境を選択

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ここはご自分の使用方法により設定を変更して下さい。変更が終わりましたら下の (右矢印)[続ける] をクリックします。

この Mac に情報を転送 1

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“情報の転送方法を選択してください。” の箇所を “別のディスクから” を選択してから、 (右矢印)[続ける] をクリックします。

この Mac に情報を転送 2

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“転送元の Mac、Time Machine バックアップ、またはほかの起動ディスクを選択してください。” で表示されているバックアップ HDD アイコン箇所をクリックしてから、 (右矢印)[続ける] をクリックします。

この Mac に情報を転送 3

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“情報を転送するバックアップを選択してください。” で表示されている Macintosh HD(MacPC のアイコン)箇所をクリックしてから、 (右矢印)[続ける] をクリックします。

この Mac に情報を転送 4

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“この Mac に転送する情報を選択してください。” で表示されているデータを選択するのですが、全ての ☑ が付いた状態で OK ですのでそのままにして、 (右矢印)[続ける] をクリックします。

情報を転送中

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“◯◯◯◯” のバックアップから情報をこの Mac に転送中です。 >表示になります。ここからは Mac ・バックアップ HDD ・転送データ量により異なりますが、かなりの時間が掛かります。数時間は覚悟して下さい。

移行が完了しました 1

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“移行したデータは、再起動した後に使用できます。コンピュータは◯◯後に自動的に再起動します。” ただ、この”今すぐ再起動”を押せた方はかなり貴重な存在かもしれませんね。

移行が完了しました 2

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“データの移行が完了し、使用できるようになりました。” (右矢印)[終了] をクリックします。
ここまでで終了と行きたいところですが、まだ最後の設定が待っています。

TRIM を設定

TRIM とは

 Wikiでは、

TRIM コマンド – ソリッドステートドライブ(SSD)の書き込み速度の低下を回避するためのコマンド。

 例えが難しいのですが住民台帳地図で管理のような感じでしょうか。◯丁目◯番地には◯◯さん宅だから書き込めないよ。△丁目△番地は空き家だから書き込んでもいいよ。と管理する事で SSD が遅くならないようにしています。

システム情報で確認

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システム情報 アプリを起動して、左欄 “SATA/SATA Express” をクリックします。右欄に “TRIM サポート” を探してみましょう。
” いいえ ” になっていると思われますので、変更します。

ターミナルを起動

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次にターミナル アプリを起動して、

sudo trimforce enable

と入力。 (鍵マーク)が表示されますので、Mac へログインする時の 「パスワード」 を入力して下さい。

Are you sure you wish to proceed (y/N)? (本当に続行してよろしいですか?) と問い合わせてきますので、「 y 」 を入力。

Your system will immediately reboot when this is complete. Is this OK … (y/N)? (完了しましたらシステムを直ぐに再起動してもよろしいですか?)
と問い合わせてきますのでここでも、「 y 」 を入力して下さい。

自動的に再起動が掛かります。これで Trim の設定は終わりで、 SSD 換装も終了です。

どの位早くなったのか

HDD vs SSD

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左が元々 Mac に搭載されていた HGST の HDD 右が samsung SSD になります。実際には HDD の方が5時間ぐらい回し続けてまだ終わっていない状態です。フラグメンテーションが酷すぎて一杯一杯だったのでしょう。検証結果としては不十分ですが一応記しておきます。

TRIM 無し vs TRIM 有り

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左が TRIM 無し SSD 右が TRIM 有り SSD になります。TRIMに関しましては使い続けていくうちに違いが出てくるものなので、今すぐにドウコウと言う問題ではないのですが、こちらも一応記しておきます。

おわりに

 起動に掛かる時間も早くなり、これでもう暫くは使って行けそうです。
もう直ぐお披露目される macOS Catalina が必要以上に重くならない事を祈ります。
 以上、大変長いお時間お付き合い頂き有難う御座いました。
お疲れ様でした。

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