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OneDrive App が使えない古い macOS で利用する方法 ~クラウド管理 CloudMounter~

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 macOS Catalina 以前の古いバージョンでは、OneDrive アプリでの接続が出来なくなっています。(ブラウザーからの接続は何ら問題ありません。)この問題は Microsoft OneDrive が macOS の Catalina 以前のサポート終了した事による症状です。CloudMounter を使用してこの問題を解決するための方法手順をご紹介致します。

 
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CloudMounter とは

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 CloudMounter とは、macOS で利用可能なクラウドストレージの一元管理ツールです。複数のクラウドストレージサービスのアカウントを一元一括管理することができるアプリケーションです。
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 外部デバイスとしてマウントすることにより、OneDrive や Dropbox、Google Drive などのクラウドストレージを PC のドライブの一部として扱う事が出来ます。そうする事によって、ファイルのアップロードやダウンロードを意識する事無く移動、削除、コピーなどが簡単に行えます。
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 CloudMounter は複数のクラウドストレージアカウントの一元管理が行えますが、今回はその特徴を無視してしまいますが、”1つのクラウドだけ利用の場合、無償利用可” を利用させて頂き OneDrive のみを接続させて使用します。

CloudMounter を使う準備

ダウンロード・インストール

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 この CloudMounter は App Store に登録されておりますので、ダウンロード及びインストールが一度に行えますので簡単です。また野良アプリよりも安心して使うことが出来ます。App Store をクリックして開きます。
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 App Store が開きましたら、左上の検索 BOX に「CloudMounter」と入力します。検索結果には CloudMounter しか表示されないと思いますが、他のアプリが表示されましたら、”CloudMounter” を選んでクリックしてください。
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 CloudMounter ページに入りましたら、右上の青いボタン【入手】をクリックしてください。
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 クリックすると、右上の青いボタン【入手】が黄緑色のボタン【インストール】に変わりますので、そのままクリックしてください。
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 画面上部から、”サインインが必要です” とダイアログが降りてきます。Apple ID :は既に入っていると思いますので、パスワード:右の テキスト BOX をクリックして Apple のパスワードを入力してください。
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 Apple のパスワードを入力しましたら、【入手】の青いボタンがクリック出来るようになりますので、そこをクリックします。
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 元も画面に戻ると右上のアイコンが時計回りに経過して行き、一周し 12 時の位置にまで来て、【開く】の青いボタンになったらインストール完了です。【開く】をクリックして CloudMounter を起動しましょう。

OneDrive の登録

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 “CloudMounter データ暗号化” ウィンドウが表示されましたら、内容を確認して、右下【続ける】ボタンをクリックしましょう。
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 次に “CloudMounter エクステンションを・・・” ウィンドウが表示されます。内容は”システム設定でフォルダーエクステンション設定を変更してください。”と言うものなのですが、後ほど設定変更できますので今回は、右下【更に検索】ボタンをクリックして進みます。
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 次に “サブスクリプション プランの選択” ウィンドウが表示されます。今回は OneDrive のみの接続をしたいので、Electronic Team, Inc. さんには申し訳ありませんが、¥0 の箇所のまま、右下【キャンセル】ボタンをクリックして進みます。
 このウィンドウ背後ではブラウザーが立ち上がり、先ほどのフォルダーエクステンション設定の変更方法を解説しています。早く設定を変更して欲しいようですね。

CloudMounter 使用方法

クラウドストレージのアカウント追加方法

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 “接続” ウィンドウが表示されます。様々なクラウドストレージが表示されています。中には見たことのあるクラウドストレージもあるのではないでしょうか。サブスクリプション契約を行えばこれらのクラウドストレージも同時に接続する事が出来るようになります。今回は ” OneDrive ” に接続が目的ですので、” OneDrive ” をクリックして進みます。
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 ここは何でも無さそうですが、注意が必要かもしれません。
私の環境下 macOS X Catalina・CloudMounter v3.11(698)で起こった現象は、デフォルトブラウザーが “Safari” になっていないと嵌まります。
“CloudMounter.app” wants to use
“microsoftonline.com” to sign in.

This allows the app and website to share information
about you.

このダイアログで【Continue】をクリックして進めば簡単に進めそうですが、このダイアログ左側のマーク・アイコンが “Safari” のコンパスになっていないと、次の Microsoft サインイン・ダイアログが表示されずにブラウザーが立ち上がるだけでサインイン出来ません。
Microsoft 純正の Edge でも駄目でした。Vivaldi も駄目で何故か Sleipnir は Safari に切り替わって大丈夫でした。うーんよく分からない・・・。
CloudMounter インストールは出来たものの、アカウントの追加が出来ないと言う方は、デフォルトブラウザーを “Safari” に変更してみてください。

それでは【Continue】をクリックして次に進みましょう。

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 ブラウザーが立ち上がり、Microsoft サインインが表示されたと思います。OneDrive でお使いの “Microsoft ID” を入力してください。
入力が出来ましたら、【次へ】をクリックします。
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 次にパスワードを入力してください。入力後続けて【サインイン】をクリックします。
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 “iCloud キーチェーンに保存しますか?” が表示されますので【パスワードを保存】ボタンをクリックします。
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 “ID を確認する” が表示されます。表示されている下 2桁がご自身のスマートフォンの電話番号と一致しているのを確認してから、【上段: SMS・ショートメッセージを送信】か、【下段:電話・音声案内をかける】をクリックして進みます。文字で受けるか音声で受けるか選択してください。
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 “コードの入力” では、スマートフォンに届いたショートメッセージもしくは電話音声で指示されたコードを入力して【検証】をクリックします。
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 “要求されているアクセス許可” では特に何もさわること無く【承諾】をクリックします。これが終わればアカウント追加の完了です。

クラウドストレージのマウント方法

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 クラウドストレージのマウント(接続)は簡単です。ここでは初めての接続なので左欄の “OneDrive” が既に選択されていますが、2回目からはここをクリックしてから右欄・右下【マウント】をクリックします。それを知らずにいると、右欄で何度もサインインを要求されるループに陥ってしまうかもしれません。
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 デスクトップ上にマウントされた OneDrive のドライブアイコンが表示されたので、ローカルドライブ(パソコン内の HDD や SSD )のように利用することが可能です。
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 CloudMounter ウィンドウを閉じるとその下には、既にファインダーが開いています。OneDrive が表示されていますね。

CloudMounter エクステンション設定

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 最後に途中に出てきてスルーしていた CloudMounter のエクステンションの設定を行って終わりにしたいと思います。
  アップルメニュー > システム環境設定… とクリックして “システム環境設定” を開きます。
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 “機能拡張” アイコンをクリックします。
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 ここでは CloudMounter が見えていますので、そのままチェックしても良いのですが、アプリのインストール状況で見えている・見えていないは各々違いますので順を追っていきます。左欄の “Folder 機能拡張” をクリックします。
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 続いて右欄の “CloudMounter Extension” にチェックを付けて終了です。後はこのウィンドウを閉じて機能拡張を終了させます。

おわりに

 これで、CloudMounter を使用して OneDrive に接続出来るようになりました。OneDrive 以外の 2つのクラウドストレージ、Dropbox、Google Drive をお使いの場合でも、1箇所だけの接続なら無料でお使いになれます。
 同時に OneDrive と Dropbox、Google Drive を使用するにはサブスクリプション契約が必要になります。
 そうすることで CloudMounter が複数のクラウドストレージを一元管理し、簡単にアクセスすることが出来るようになりとても便利です。気に入られた方はサブスクリプション契約して使ってみてください。
 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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出典:Apple inc.
  :Electronic Team, Inc.

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