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2025年7月 Windows 11 KB5062553 インストール失敗 ~ファイアウォールエラー~

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 Windows 11 KB5062553 は、バージョン 24H2 の必須セキュリティ更新プログラムです。通常更新プログラムが自動的にダウンロードおよびインストールされるはずですが、このパッチは、毎回更新インストール失敗になってしまいます。今回はこの状態を修復する方法を紹介致します。
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Windows 11 KB5062553 の問題

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 Windows 11 KB5062553 は、0x8007371b、0x800f0991、0x80073712、0x80071a2d などのエラーでインストールに失敗することがあるようです。イベントビューアーでファイアウォールエラーがフラグ付けされるバグも確認されているようです。

インストールできない場合の対処法

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 Microsoft Update カタログから .msu オフラインインストーラーを試すのがオススメです。

Microsoft Update Catalog

Microsoft Update カタログ

KB5043080

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 KB5043080 (x64) をインストール、ARM PC (Surface 等)の場合は別のファイルがあります。KB5043080 (ARM) を入手してください。

KB5062553

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 その後 KB5062553 (x64) を入れる流れになります。ARM は KB5062553 (ARM) をダウンロードしてください。
 それでも失敗する場合や他の問題がある場合は、メディア作成ツールを使用してアップグレードを実行してください。メディア作成ツールは、Microsoftのウェブサイトからダウンロードできます。

メディア作成ツールでアップグレード

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 この方法は他のエラーをも合わせて修復する効果があります。ちなみにメディア作成ツール(ISOイメージ)は2025年6月のセキュリティパッチで更新されています。
ただ、2025年 7月アップデートでもファイアウォールの問題は残っていて、6月のオプションアップデート(KB5060829)でイベントレポートが機能しなくなった件も、7月のアップデート(KB5062553)で修正予定とのことです。

他にも起こっているエラー

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 実際には、以前は影響がなかったPCにもファイアウォールエラーが出るようになったり、インストール中に GUI がフリーズするバグも報告されています。
この状態になると、アプリの切り替えや終了、起動ができなくなり、Windows のログオフや再起動もできません。
 唯一の解決策は電源ボタン長押しで強制シャットダウンするしかありません。3回強制終了するとブルースクリーンになり、”元の状態に戻す” を選ぶことでアップデート前の状態に戻せます。

おわりに

 この問題以前に、Windows 11 をバージョン 24H2 にアップグレード出来ない問題も起きています。既に 25H2 が Windows Insider ではテストされていますので、そちらが正式リリースされた時にインストールをしてどうなるかを待った方が良いのかもしれません。
 しかし、23H2 と 24H2 はベースシステムアーキテクチャが違いますのでそこは心配です。(22H2 23H2 は同じベースシステムアーキテクチャ、24H2 25H2 が同じベースシステムアーキテクチャ)
これで上手くインストール出来れば良いのですが。

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出典:Windows Latest

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