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RecText AI 買い切り版文字起こしソフト ~ サブスク AutoMemo との比較 ~

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 一昔前は大変だった文字起こし(テープ起こし)ですが、今は AI を活用したソフトが色々出ていますよね。今回は 2025年6月にソースネクストから発売された「RecText AI」を中心に、その特徴とサブスクの AutoMemo との違いを分かりやすく紹介します。
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RecText AI とは

 ソースネクストから 2025年6月に発売された「RecText AI」は、AI 音声文字起こしソフトです。文字起こしエンジンには認識精度に定評のあるOpen AI の Whisperを採用しています。

2つの大きな特徴

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 買い切り型モデル
一度購入すれば、月額料金や従量課金などの追加費用やランニングコストが一切かからず、制限なく利用できます。定価は 9,980円(税込み)です。ソースネクストのホームページでは時折キャンペーンが実施されているため、安く購入したい方はキャンペーンを狙うのも一つの選択肢となります。
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 オフライン処理(ローカル処理)
音声データや動画データの処理をすべてローカル環境(利用者の PC 内)で行います。これにより、機密情報や個人情報を含むデータをクラウドにアップロード(インターネット経由)する必要がなく、セキュリティと機密性が重視される個人や企業にとって大きなメリットとなります。インターネット接続(有線 LAN・WiFi)がない環境でも利用可能です。

性能とシステム要件

     

  • 文字起こし精度:92.1%(ソースネクスト調べ)。実用レベルとして十分と評価されています。
     ※文字起こし正解率の測定:環境音が約40dbの会議室で、話者1名の音声を録音した1回の検証をテキスト化(ソースネクスト調べ/2025年6月)。精度は話し方や環境により大きく変わります。
     
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  • 処理速度:リアルタイムの 25%~100% 程度。PC の CPU やメモリに依存します。5分の音声が約 1分40秒(約33%)で完了する例もあります。
     
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  • 対応言語:日本語のみに対応しています。
     ※ 10月8日より英語文字起こしに対応
     
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  • 対応 OS:Windows のみ
     

文字起こしの機能とワークフロー

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 録音から文字起こし、編集、テキスト書き出しまでワンストップで完結できます。文字起こしの方法は 3 つあります。

      1. ファイルから追加
      MP4・WMV・MP3・WAV などの音声・動画ファイルを読み込んで文字起こしを行います。
      ※ Apple 製品で利用される .m4a に対応
      2. 録画して追加
      PC 画面の録画を行い、その録画データの音声を文字起こしします。リモート会議の記録にも便利です。
      3. 録音して追加
      :ソフトの録音機能で音声を録音し、そのまま文字起こし可能です。

注目すべき機能

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 リアルタイムブックマーク/メモ機能
録音・録画中に、重要な発言やポイントとなる箇所に手動でブックマークを設定したり、議事録作成に便利なメモを残したりできます。
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 テキスト検索
文字起こし結果から特定の単語やフレーズを検索し、該当箇所に頭出し再生することができます。
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 編集と出力
文字起こし結果は編集が可能で、タイムコードの有無を選択してテキストファイルとして出力できます。
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 優先度変更
文字起こし処理中のファイルがあっても、直前に録音・録画したファイルについて「文字起こしをする」ボタンを押すことで、その処理を最優先で開始することができます。
 フィラーカット
「あー」や「えー」といった会話中のフィラー(間を埋める発話)は自動でカットされます。

AutoMemo(オートメモ)との比較

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 ソースネクストが展開するサブスクリプション型のクラウド文字起こしサービス 「AutoMemo」 と比較すると、「RecText AI」は明確な棲み分けがされています。

カテゴリ RecText AI AutoMemo
処理と保存場所 ローカル(オフライン) クラウド
料金モデル 買い切り(定価 9,980円) 年額 14,800円
文字起こし時間 無制限 30時間/月
文字起こし精度 92.1% 98.9%
対応言語 日本語(追加で英語) 72 言語
対応OS Windows Windows / Mac / iOS / Android
話者分離/要約 非搭載 搭載
録音/録画中機能 ブックマーク、メモ、マイク ON/OFF、ファイル名設定が可能 ブックマークのみ
 RecText AI はコストメリットとオフライン処理の安心感が強み。AutoMemo は多言語対応や話者分離、要約機能などの高機能さが強みという棲み分けです。

追記(10月8日 アップデート)

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 「RecText AI」アップデート方法
RecText AI 起動時にソースネクストお知らせウィンドウがポップアップされますので、その画面下にある【アップデート >】青ボタンをクリックして指示に従ってください。

### 『アップデート内容』

 10月8日より、英語の文字起こしに対応しました。「アップデート」押して開く画面から実行できます。

  • 英語の文字起こしに対応
  • スマホの録音形式 .m4a に対応
  • 文字起こし結果の区切りがより自然に

おわりに

 RecText AI と AutoMemo は、同じソースネクストが展開する文字起こしサービスでありながら、それぞれ異なるニーズに応える製品として設計されています。

RecText AI は、一度の購入で制限なく使える買い切り型モデルと、インターネット接続が不要なオフライン処理が最大の魅力です。機密性の高い会議や、セキュリティを重視する企業での利用に適しており、Windows 環境でコストを抑えて継続的に文字起こしを行いたい方に向いています。

一方、AutoMemo は、複数のデバイスやプラットフォームで利用でき、72 言語に対応した多言語対応、話者の自動識別、AI 要約機能など、より高度な機能を搭載しています。精度も 98.9% と高く、チームでの情報共有や、多様なシーンでの柔軟な活用を求める方に適しています。

どちらを選ぶかは、利用環境、セキュリティ要件、予算、必要な機能によって決まります。自分の使い方に合った製品を選択することで、文字起こし作業の効率を大きく向上させることができるでしょう。

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出典: ソースネクスト RecText AI

参考: ソースネクスト AutoMemo

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