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2025年 6月 Windows Update 不具合 ~UEFI・BIOS 破損対処法~

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 2025年 6月の Windows Update 適用後に国内外で複数メーカーのPCやマザーボードで BIOS/UEFI 破損や起動障害が発生したという報告が相次いでいます。  この問題は、PCが起動時のロゴ画面でフリーズしたり、BIOS 画面すら表示されなくなったりする「文鎮化」と呼ばれる状態に陥るケースが多く報告されており、OS の再インストールも不可能になるなど、実質的にPCが使用不能になる可能性があります。

★★★ SSD や HDD 自体は破損していない可能性が高いです。他の PC に取り付けると認識されると思われますので、初期化は絶対にしないようにしてください。★★★

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2025 年 6 月 Windows Update 不具合

  • Windows Update 適用直後から、BIOS/UEFI が破損して PC が起動できなくなる事例が急増しました。
  • 特に自作PC向けマザーボード(MSI, ASUS, Gigabyte)で報告が多いですが、富士通 や マウスコンピュータ などメーカー製ノートPCやデスクトップでも一部発生しています。
  • 対処法としては、CMOS クリア や BIOS/UEFI の再書き込みが基本ですが、状況によってはメーカー修理や基板交換が必要な場合もあります。
  • ノート PC などメーカー製品では、USB メディアを使った BIOS 復旧ツール公式サポート窓口の利用が推奨されます。

問題の根本原因

この不具合の主な原因は、Windows Update によって PC の BIOS/UEFI が破損したことだと考えられています。 具体的には、今回のWindows Update で Secure Boot DBX(UEFI Secure Boot Forbidden Signatures Database)が更新されたことが原因である可能性が高いと指摘されています。Secure Boot DBXは、脆弱性を含むブートローダーを無効化するためのデータベースですが、今回のアップデートでその容量が 8KBから 24KBに急拡大しました。これにより、一部の PC の BIOS に存在する DBX を記録するメモリ容量や処理能力の限界を超えてしまい、結果として BIOS 画面でのフリーズなどの起動不能問題が発生したとされています。 Microsoft は、2025年 6月のセキュリティ更新プログラムに起因する問題であることを認めており、PC メーカーと協力して調査と解決策の検討に取り組んでいます。

影響を受ける可能性がある更新プログラム

  • Windows 11 24H2:KB5063060 と KB5060842
  • Windows 11 23H2:KB5060999
  • Windows 10 22H2/21H2:KB5060533
  • Windows 10 1809:KB5060531
  • Windows 10 1607:KB5061010
  • Windows 10 1507:KB5060998

影響を受けるPCとその症状

 この不具合は、特に以下のメーカーのPCで多く報告されています。 – 富士通:2015年から2016年に販売された一部のESPRIMOシリーズおよびCELSIUSシリーズのデスクトップPCやPCワークステーションで、起動不能になる不具合が確認されています。富士通クライアントコンピューティング発表の対象機種も含まれます。 – マウスコンピューター:mouse A5/B5/F7/K5/K7、DAIV S4/R6/4N/5N、MousePro C4/G4/L5、G-Tune E4/E5/P5/P7などのノートPCで、BIOS画面でのフリーズや「自動修復を準備しています」の画面での停止が報告されています。 – GIGABYTE:G5、G6、G6XシリーズのノートPCで多数の報告があります。起動時のロゴ画面で完全にフリーズするなどの致命的な不具合が発生しています。RedditではGIGABYTE G5の「文鎮化」報告が5件、GIGABYTE関連のSub-Reddit全体で31台の報告があります。 – エプソン(Endeavor NA710E、NA711E) – ASUS(X550VX) – Microsoft(Surface Hub v1) – Clevo/Sager(NP70RNJS、NP50PNJ、NP70PNJ、NH50ACなど) – ThundeRobot など – 広範囲なメーカーの製品で同様の報告が出ています。コメントでは Dell や NEC の PC でも同様の現象が報告されています。

ユーザー向けの対策と復旧方法

不具合が起きていない場合の予防策

Windows Updateの延期をします。 – Windowsの設定から 更新の一時停止を設定してください。 – Windows 11の場合は「設定」→「Windows Update」から「更新の一時停止」を選択。 – Windows 10の場合は「設定」→「更新とセキュリティ」→「Windows Update」から「更新を7日間一時停止」または「詳細オプション」で一時停止期間を選択できます。 – 重要なデータのバックアップを必ず実行してください。外付けHDDやUSBメモリ、クラウドストレージの活用が有効です。 – BIOS/UEFIのアップデートは、PCメーカーの公式サイトから直接ダウンロードし、メーカーが提供する手順に従って手動で行うのが最も安全です。 – アップデート中は絶対に電源を切らないでください。途中で電源が切れると、高確率でBIOS/UEFIが破損し、PCが起動しなくなります。ノートPCの場合は、必ずACアダプターを接続し、バッテリー残量が十分であることを確認してください。

すでに不具合の影響を受けている場合

メーカー別の具体的な対応: – 富士通: ESPRIMOシリーズ、CELSIUSシリーズの2015年から2016年に販売された一部のデスクトップ・ワークステーションPCで起動不能の不具合が出ています。富士通は一時的に該当するWindows Updateの配信を停止しており、修理対応を開始しています。一部ではユーザー自身でBIOSを復旧する手順も確認されていますが、専門的な知識と作業が必要です。 – マウスコンピューター: mouse A5/B5/F7/K5/K7、DAIV S4/R6/4N/5N、MousePro C4/G4/L5、G-Tune E4/E5/P5/P7などのノートPCで影響が出ています。既に一部モデル向けに修正BIOSが公開されており、USBメモリから書き換えを実施することで復旧できると案内されています。 – エプソン(EPSON): Endeavor NA710E、Endeavor NA711Eで問題が発生しており、エプソンは修理対応を行うことを発表しています。 – GIGABYTE: G5、G6、G6XシリーズのノートPCで問題が報告されています。EFI Shell経由でのBIOS書き換えで修正可能であり、近日中に修正BIOSやマニュアルを展開予定と発表しています。 – その他: ASUS X550VX, Microsoft Surface Hub v1, Clevo/Sager, ThundeRobot など、多くのメーカーやモデルで同様の報告が出ています。NEC や Dell の PC でも同様の現象が報告されています。
GIGABYTE 製ノート PC の Windows Update 後の不具合について
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確認事項

  • むやみに操作しない: PCが起動不能になった場合、まずはむやみに何かしようとせず、現状を維持し、PCメーカーに対応を問い合わせることを推奨します。
  • 強制終了と再起動: 一時的なシステムエラーの可能性があります。電源ボタンを長押しして強制的に電源を切り、数分待ってから再度電源を入れてみてください。
  • セーフモードでの起動: Windowsが起動しなくても、セーフモードで起動できる場合があります。セーフモードで起動できれば、最近適用された更新プログラムをアンインストールしたり、システムの復元を行ったりできる可能性があります。Windows 10/11の場合: 起動中に電源ボタンを長押しして強制終了する操作を2回繰り返すと、3回目の起動時に自動的に「回復環境」が起動します。そこから「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「スタートアップ設定」→「セーフモードを有効にする」を選択できます。
  • BIOS/UEFIリカバリ(再フラッシュ): 多くのメーカーが、EFI Shell を通じた BIOS の再書き換え(再フラッシュ)で復旧できることを確認しており、修正 BIOS やマニュアルの提供を進めています。
  1. 一般的な BIOS 復旧手順(メーカーが指定する手順がある場合はそちらを優先しましょう。)
  2. PCの電源を切り、電源ケーブルを外す。
  3. マザーボード上の CMOS バッテリーを取り外し、数分待ってから再度取り付ける。(BIOS設定をデフォルトに戻す。)
  4. 別の PC でメーカー公式サイトから最新の BIOS ファイルをダウンロードし、USB メモリーにコピーする(FAT/FAT32ファイルシステムでフォーマットされたUSBが推奨されることが多い)
  5. USB メモリーを PC に接続し、BIOS または UEFI 設定にアクセスして、BIOS を再フラッシュするオプションを選択する。
  • 専門家への相談: 上記の対処法を試しても解決しない場合や、BIOS の書き換えなど自分で対処するのが難しいと感じる場合は、無理をせずPCメーカーのサポート窓口や、近くのパソコン修理専門店に相談することを強くお勧めします。BIOS の破損は個人で対処するのが非常に難しいケースが多いです。特に、ハードウェアの故障が疑われる場合(異音など)は、データの損失を引き起こす可能性があるため、専門のデータ復旧業者に相談することも検討してください。

おわりに

 今一度必ずご自身で情報の確認をお願い致します。ファクトチェックは行っておりますが、情報は刻々と変わっており、今直ぐに行う一手が、最善手とは限りません。時間に余裕のある方はもうしばらく様子を見た方が良いかもしれません。  2025年6月 Windows Update により、セキュリティ更新プログラムが BIOS に影響を与えるという異例のケースであり、Microsoft も PC メーカーと協力して調査と解決策の検討に取り組んでいます。複数メーカーの PC・マザーボードで BIOS・UEFI の破損トラブルが発生しています。問題が発生した場合は、焦らず公式の手順に従い、必要に応じてサポートへ連絡してください。  対象モデルや復旧手順については随時メーカーごとに最新情報が発表されると思われるため、常に公式サポートの情報を参照する様にしてください。

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出典: PC メーカー各社

コメント

  1. 山本 より:

    コメント失礼いたします。
    ベニックソリューション株式会社の山本です。

    大変申し訳ございません。
    2025年9月10日水 11:11:54にコメントを記載したものです。

    山本に名前を修正していただけないでしょうか

    以上、よろしくお願いいたします。

  2. ぱそこん相談室 より:

    > 山本様
    ご指摘、有り難うございます。
    DELL に関しまして、リンク追加させて頂きました。
    NEC に関しましては、該当記事は削除されているようですので、現在出典不明となっております。

    また記事中リンクは、メーカー(manufacturer)対応のあるものに関しましては 「BIOS・UEFI サポート」へ。
    個人記事に関しましては「メーカーサポートトップ」にリンクさせて頂いております。

    何卒ご理解の程、よろしくお願い申し上げます。

  3. 山本 より:

    コメント失礼いたします。

    ベニックソリューション株式会社の山本と申します。
    記事を拝見いたしました。
    「コメントでは Dell や NEC の PC でも同様の現象が報告されています。」
    と記載があったのですが、コメントが記載されてあるホープページや記事を共有していただきたいのですが可能でしょうか。

    以上、お手数おかけいたしますが、ご対応の程よろしくお願いいたします。